①サム、最初の人々の石碑からドラゴングラスをみつける

ドラゴングラス。別名、黒曜石。最初の人々は何かと戦っていた。そして彼らはドラゴングラスを未来へ託した。ドラゴングラスの持つ意味とは?

②クォリンがジョンに託すこととは?

マンスの軍にナイツウォッチを潜り込ませれば千人力だと、クォリンは考えている。そして、相手を信じさせるために必要なことをすればいいとジョンに話す。クォリンの作戦はうまくいくか?

③ジェイミー、ブライエニーの王都帰還の旅

ふたりの道中は一筋縄ではいかない。特にジェイミーにとっては。

④ロブの心情、約束の反故

妹たちは王都でどうなっているかもわからず、弟たちの生死もわからない。母には裏切られ、最も信頼していたシオンにも裏切られた。ロブをとりまく状況は悪いことだらけである。そんななか、タリサだけが唯一の救いと言える。

もちろんロブの頭の中にフレイとの守らなければいけない約束は残っているはずだが…ロブは愛を選んだ。自分の気持ちに正直になったこの決断はロブの人生をどう変えていくのか、注目されたい。

⑤スタニスがダヴォスに寄せる信頼、レンリーとスタニスの確執の背景

ロバートの反乱中、バラシオン家の本拠地ストームズエンドを包囲されていたスタニス。馬を食い、猫、犬、ネズミを食った。食料難に陥る中、密輸業者ダヴォスが侵入に成功し、玉葱、ジャガイモ、塩漬けの牛肉を運びこみスタニスは難を逃れた。戦後、ロバートは末弟レンリーに本拠地の城を与え、スタニスには地形の悪いドラゴンストーン城を与えた。

過去の犯罪の罰として指を失うことになったが、漁師の子として生まれたダヴォスは騎士に叙任された。彼らはお互いが恩人なのであり、スタニスがダヴォスを王の手に任命することも納得がいく。



<インサイド・ストーリーより>

ロブの道義心は、父と母から受け継いだものだ。その母が戦の最中に過ちを犯した。ロブは「道義を守る必要があるのか」と自問する。「忠義心、名誉、尊厳、義務。今やそんなもの誰も持ってないぞ。名誉を重んじた父は首をはねられた」と。ロブは多くにとらわれている。ジェイミーのセリフを彷彿とさせる。「誓いが多すぎればどれかは破ってしまう」と。

ロブは誓いを破ることの意味をとても重く受け止めている。「橋のために結婚を?」と、タリサはためらわずロブに質問する。理想と向き合うようロブに促す。あえて困難を強いる彼女にロブは惹かれる。そしてロブは少し現実的になり、完璧な人間などいないと認識する。そして自分の願望や幸せを大事にすべきだと考える。彼の世界観に亀裂が入り、疑問を持ち始める。

「ブランたちの死」にヤーラは憤る。ヤーラは弟を引っぱたきたい。だが同時に救いたいとも思っている。2人はグレイジョイの生き残りだ。ベイロン公の残った2人の子供は静かな会話を交わす。姉弟のライバル心や敵意や嫉妬の裏には、愛がありだからこそ悲劇的である。ただ憎しみ合うだけなら単純な関係で終わるが、世の中の多くの関係がそうであるように、複雑である。

王がいれば士気が高まるとティリオンは信じている。ロバートは王としては失格だが戦場では偉大で、命を顧みず戦った。サーセイは被害妄想気味だ。「弟は息子ジョフリーを嫌っているので、都合よく戦死させる気だろう」と考える。「すべて弟ティリオンの陰謀だ」と。

サーセイは陰険で他人の不幸を喜ぶ。彼女は弟を弱らせようとする。彼には親友も少ない。彼の情婦を捕らえ弱みを握ったと思ったが、人違いだった。第1章で彼は娼婦のロスにネックレスを与えていた。サーセイは当然ロスが情婦だと考え、人質に取れば、息子も戦死を免れるだろうと安心する。

宣戦布告を受けたティリオンは、姉の狡猾さを思い知る。彼はロスが自分の情婦であるフリをする。無実の女性を傷つけたことで姉に怒り、もし本当にシェイだったらとさらなる怒りを抱く。